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【高齢の親との同居】ストレスをためない親子関係を築くコツとサポートの仕方

高齢者との暮らし

7年前に父が亡くなって以来、一人暮らし(プラスわんこ)だった母と暮らすようになって2年。

持病はあるものの、基本的には自立可能な母にも、年齢が上がるにつれ、やはりいろいろと問題が出てきました。

  • もの忘れ
  • 聞こえの悪さ
  • 車の運転

今回の記事は、高齢の親(義理の親)との同居あるあるで、ストレスがたまりまくっているという人向けです。

我が家では、我慢しない怒らない・甘やかさない・安全第一を念頭に置いた高齢者サポートに取り組んでいます。

ちなみに、母(82歳)は認知障害や認知症ではありません。

*親御さんに認知障害や認知症が疑われる場合は、何を差し置いても医療機関に相談されることをおすすめします。

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もの忘れ

もの忘れ

同じ話の繰り返し

Aさん、今年1年、ひまわりクラブの会長役を受けるって言ってたのに、やっぱりできないって。

知ってる。100歳に近い親の介護があるからって断ったんでしょ。

あらっ、話したっけ?

この間たまたま病院でご主人と一緒のところを見かけたから、実は親じゃなくて、ご主人が癌かなんかじゃないかって、みんなと話してたんだけど。

ホントはパソコン教室に通うからって言うのが理由だったんでしょ。

そうなのよ。

もともとU子ちゃんの口利きで会長をすることになってから、結局U子ちゃんが責任取って、1年間代理で会長をすることになって。

それも聞いた。

で、さっきの電話もその話?

あぁ、U子ちゃん、時間がたつにつれてだんだん腹が立ってきて、誰かに愚痴らないと気が済まなかったみたい。

同じ話の繰り返しは、認知症の症状の1つです。

認知症の人は昔のことを繰り返し話すケースが多く、自分が何かを忘れたことを自覚できないのだそうです。

けれど、母の場合、最近(ここ1週間以内)の出来事について話している点が認知症の人と異なります。

そこで、我が家では、

1.はっきりくっきり、ただし怒らずに「同じ話を聞いていること」を伝える

2.100%同じ話の繰り返しにならないように、追加情報を促すような相槌を返す

ようにしています。

これで、聞く側は同じ話を聞かされるイライラに悩まされず、話す側も話したい欲求が満たされます。

置き忘れ

置き忘れ対策でよく言われるのが、

  • 忘れないように意識する
  • 置き場所を決める

です。

ただし、年齢にかかわらず、置き忘れは急いでいるとき、慌てているとき、別の何かに気をとられているときに起こりがちです。

母の場合も、外出先から帰ってきたとき、急にもよおしてトイレに直行した際、車の鍵をどこに置いたか忘れることがほとんどです。

つまり、置き忘れのパターンがわかれば、たとえ置き忘れを防ぐことができなくても、どこを探せばいいかわかります。

また、置き忘れる場所の近くに、普段からそこに物を置いたことを思い出させるメモを貼っておくと、置き忘れを減らすことができます。

カバンに入る物は使ったらすぐにカバンに入れる、入らない物は手から離さないというのも、無意識の置き忘れを防ぐのに効果的です。

ただ、パターンにない行動の中で起こったり、普段あまり使わないような物の置き忘れ(またはどこにしまったか忘れる)はなかなか防止できません。

普段から何だろうと物を置くときに、忘れないことを意識するのではなく、「よし、ここに置いた(しまった)」と、置いたことを意識するクセをつけておくと、すこしは探し物を見つけやすくはなりますが…。

火の消し忘れ

基本、我が家の料理担当は私です。

けれど、習い事や会合、天気が悪くて畑仕事もできない、お茶のお誘いもないというような日に、たまたま大量消費したい野菜があったりすると、母も張り切って台所に立ちます。

そして、しょっちゅう鍋を火(ガス)にかけたまま、台所を出て行ってしまいます。

出来上がるまでの間、そこに立って鍋を眺めてるだけじゃ、時間がもったいないし…。

ほんのちょっと離れるだけのつもりだったんだけど…。

臭いに気づいて私が駆けつけたころには、たいてい野菜は鍋底に焦げ付き、大量消費どころか大量浪費されるしかない状態になっています。

そんなことが続けば、「火事にでもなったら大変だし、もう料理はさせないほうがいいんじゃない?」と思われるかもしれません。

けれど、高齢者をサポートするうえで大切なのは、「本人にできることは、できる限り自分でやらせる」ことです。

今のガスコンロには一定の時間が過ぎたり、高温に達したりすると、自動で火が消える消化機能が付いているので、ほぼ火事になる心配はありません。

だからといって、何度も鍋を焦がし続ければ、やがて本人が自信を失ってしまう可能性があります。

そこで、我が家では持ち運びも操作も簡単なキッチンタイマーを導入しました。おまけに大音量で目立ちます。

今ではまったく鍋を焦がすことがなくなりました。

薬の飲み忘れ

高齢者に薬はつきものですが、薬局で受け取った袋に入れたまま、そこから毎回必要な分を取り出して飲んでいる人は、飲み忘れが多いです。

たとえ薬局の袋から取り出していても、何種類もの薬がある場合、全部を1つのタッパーウエアに放り込んでいる人も結果は同じです。

薬の飲み忘れを防ぐには、1日、または1回の用量ごとに分けておける「整理ケース」が必要です。

服用の回数やパターンにあった整理ケースを用意し、食卓の目につきやすい場所に置いておくようにしましょう。

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聞こえの悪さ

大音量のテレビ

2年前、私が母と同居を始めたころ、テレビの音量は16か17あたりでした。

それがここ最近、かなりうるさいと思ったら、23にまで上がっていました。

居間でテレビを見ていると、母にはすぐ隣の台所に設置されているインターフォンの音も聞こえなくなりました。

煮物を焦がして、煙探知機が作動し、「火事です!火事です!」と警告していたときも、部屋を閉め切っていたせいか、昔の2時間サスペンスを見続けていました。(『火災調査官・紅蓮次郎』ではありませんでしたが…。)

このままでは私まで難聴になってしまいそうだと思っていたところ、ありがたいことに本人から「どうにかしたい」と申し出がありました。

耳鼻科で耳の検査をしてもらったほうがいいのかなぁ。

でも悪いのはわかってるし、どうせ補聴器を勧められるだけでしょ。

ただ、補聴器は弟もすごく高いのを買ったのに合わなくて、結局あたしが新聞広告で見つけた1万円もしない集音器のほうが役に立ったのよね。

ということで、母もとりあえず集音器で聞こえがよくなるか試してみることにしました。

\うちの母が使っているのはこちら↓/

音量を上げすぎると、自分の声まで大きく聞こえてしまうのが難点ですが、ハウリングすることもなく、今ではテレビの音量も14まで下がりました。

車の運転

高齢者の運転免許更新ポスターからの抜粋
警察庁・都道府県警察作成の「運転を続けるシニアの皆様へ」より抜粋(画像をクリックすると全文が確認いただけます。)

私が50代半ばで仕事と30年以上にわたる快適なひとり暮らしに終止符を打ち、母との同居に踏み切った理由の1つは、その前年に母が2度車で事故を起こしたからでした。

1度目は車の側面を車庫の壁でこすり、2度目は交差点で右折する際、対面から直進してきた車に接触しました。

幸いなことに、いずれの事故とも大事に至らずに済みましたが、もう運転はやめたほうがいいのでは、と私に疑念を抱かせるには十分でした。

ただ、田舎では車で移動できないとなると、本当に行動範囲が狭まります。

母は、病院通いやスーパーへの買い物、習い事や会合(母はいろんな会の役員をしています)、友人宅にお茶に行くのさえ、車に頼っています。

母の代わりに私がすべての送り迎えをすることは可能ですが、そうするとおそらく習い事をやめ、役員を降り、友人とのお茶も断るようになるでしょう。

そんな時、運転免許の更新に関するハガキが届き、今後運転するかどうかはともかく、一応更新はしておこうという話になりました。

だったら、新しい老眼鏡を買わないと。

運転中とにかくまぶしくて、よく見えないのよね。

今度は○○さんみたいに、色付きにしようかしら?

早速、視力検査に備えようと眼鏡屋に行ったところ、まずは眼科に行くよう勧められ、その結果、母が両目とも白内障を患っていることが判明しました。

どうやら事故の原因も、判断力や反射神経の衰えが原因ではなく、白内障にあったようです。

結局、母は手術をして白内障を直し、視力検査も運転免許更新の際の認知機能検査も難なくクリアしました。

*2022年5月以降、高齢者の運転免許証については更新制度が変わり、70歳以上は「高齢者講習」が、75歳以上になると「認知機能検査」の受検が、75歳以上で一定の違反がある場合は「運転技能検査」(実車試験)が必須になっています。(認知機能検査については、警察庁のHP内にある「認知機能検査について」にテストサンプルが載っています。)

母たちは、事前に認知機能検査の情報を入手し、あらかじめ暗記してからテストに臨みます。

島根の令和6年のテストはパターンDよ!

繰り返しになりますが、我が家では「本人にできることは、できる限り自分でやらせる」ことにしています。

ただし、心身への負担軽減の観点から、母が運転するのは基本的には町内(5~15分程度)のみに限定し、それより長い時間の運転が必要な場所へは、私が運転手役を仰せつかっています。

ストレスをためない親子関係(我が家の場合)

高齢者との同居生活でストレスがたまらないのは、親子で仲がいいから、というのは勘違いです。

何を隠そう、社会人になるくらいまで、母との間にはいろいろありましたし、嫌っているわけではありませんが、私は昔から変わらず「母のよう(愚っ痴ぃ・文句や決めつけが多いなど)にはなりたくない」と思っています。

ただ、それと同時になぜ母があんな性格なのかは理解していますし、私とは相いれない部分を受け入れてもいます。

要するに、よく言えば、可能な限り相手を尊重しようとしていますが、悪く言えば、母のことはあくまでも私とは違う人間だと割り切って付き合っています。

おそらく高齢の親との同居でストレスをためやすい人は、互いに(自分だけでなく、親のほうも過干渉気味で、心理的な距離が近すぎるのではないでしょうか。

または優しすぎて親の気持ちばかりを優先し、自分の思いや言いたいことを我慢していませんか。

冷たいようでも親に寄り添うのは身体だけにしておいたほうが、いい親子関係を保てると、私は思います。

「明日じゃなくても末は我が身」と自覚すれば、イライラも減るかもしれません。

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