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あきれた訪問セールスマン|さっさと帰っていった男たちに怒るべきか喜ぶべきか?

訪問販売お断り

私の住んでいる地域(田舎)では、日中限定ですが、中に人がいるときには玄関に鍵をかけないという家がたくさんあります。

かく言う我が家もそうですが、訪問販売や勧誘の人たちにとっては、簡単に第一関門(玄関)が突破できるので、楽勝のターゲットに思えるのでしょう。

先日も作業着姿のおじさん(多分60歳は越えている感じ)が、突然玄関先に現れました。

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ケース1:2023年バージョン

排水管のつまりを点検する会社の者ですが、今この辺の家を回ってまして…。

ご主人はご在宅ですか?

いえ、おりませんけど。(っていうか、私、行かず後家なんですけどね。)

だったら、若い人はおられますかね?

いいえ、いませんが。(生んだ覚えないし。それよりなにより若い人って、いったい私のこと何歳だと思ってるんだろ?そりゃ、髪を染めてないから、白髪だらけではあるけど。)

そうですか。でしたらまた改めてお邪魔します。

よく、しつこい勧誘や訪問販売のセールスマンを撃退するのに苦労したという話を聞きますが、我が家の場合は追い払う必要すらありませんでした。これは喜ぶべきことなのでしょう。

けれど、このセールスマンの価値観というか、固定観念というか、さっさといなくなった理由には引っかかりを感じます。

21世紀に入って23年もたつというのに、この人が「女」や「高齢者(50代はまだ中年だと思いますが)」のことを、決断を下せない、または物事の決定権を持っていない格下の存在だとみなしているようだからです。

また、おそらくこの人の頭の中に、私が「子供のいないおひとり様」だという可能性はちらりとも浮かばなかったのではないでしょうか。

2022年の「生涯未婚率(50歳時未婚率)」によると、男性で3割弱、女性で2割弱にまで増えているそうです。

参考資料:「令和2年度版 少子化社会対策白書

まぁ、女性や高齢者をだますような人じゃなかったから、よしとするか。

いまだにこんな人がいることに、しかもその人がセールスマンだということに、驚くやらあきれるやらの日でした。

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ケース2:1999年バージョン

今から4半世紀ほど前の話です。

田舎であれ、都会であれ、こんな訪問セールスを受けたことがあるのは、まず私くらいじゃないでしょうか。

ごめんください。

こちらで婿を探してらっしゃると伺ったんですが…。

はぁ?

あの、婿を探してらっしゃるお宅があると伺いまして…。

誰がそんなことを言ったんですか?

親戚の者ですか?近所の方ですか?

いや、それはちょっと申し上げられないんですが…。

で、あなた方はいったいどちら様ですか?

いや、それもちょっと…。

誰に紹介されたかも、自分たちが誰かも言えないって、いったい何なら話せるんですか?

…。

誰が言ったか知りませんけど、私がその「婿を探していることになっている」本人だと思います。

申し訳ないんですけど、婿は探しておりませんので。

っていうか、たとえ探していても、誰に紹介されたかも、自分たちが何者かも言えないような人に婿を紹介してほしいとか、婿になってほしいとは思いませんので。

同じく独身の友だちと冗談で、「婿が宅配便で送られてこないかな。『1週間以内なら返品可』とか、『今なら2週間の無料お試しキャンペーンやってます』みたいな条件付きで。」と話したことはありますが、あくまでも冗談の話です。

まさか婿の売り込みがあるとは、それも自宅まで自分を配達してくるとは思ってもみませんでした。

そして1週間くらい後になって、今度は呉服屋がやってきました。

こちらにご婚礼を控えていらっしゃるお嬢様がおいでだと伺いまして…。

さっさとお引き取り願いました。

いまだにだれが何のために変な噂を流していたのかは不明です。(まぁ、私のことを思っての、あくまでも善意のお節介だったのかもしれませんが…。)

\近所との関係にはいろいろと複雑なことも!/

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