我が家は現在、母、私、マルガリータじゃなくなったわんころりんのココ、の2人と1匹暮らし。のはずなんですが、実際には何十年もの長きに渡って、追い出しても追い出しても帰ってくる、不法侵入・不法占拠者たちと、終わりなきバトルを繰り広げています。
今回は、我が家の不法侵入・不法占拠者たちの実態とその対抗策から、いったいどの厄介者が不名誉No.1の称号を手にするのか、みなさんに予想してもらいたいと思います。
【マルガリータ(ちゃん)】
毛を丸刈りにされたメスの動物(主として犬)。「ちゃん」付けのときもある。オスの場合は「まるこめくん」。
”まなまなfamily語録”より
【わんころりん】
犬。(コロコロした感じのかわいらしさを強調した表現)。猫の場合は「にゃんころりん」。
”まなまなfamily語録”より
厄介者決定戦
エントリーしたのは以下の輩どもです。(1個体のサイズの大きい順に並べてあります。)
- イノシシ
- 謎の生物
- ヤモリ
- ムカデ
- イシクラゲ
- スズメバチ
- カメムシ
- やぶ蚊
- コバエ
なお、不法侵入・不法占拠の範囲は家屋及び家屋に隣接したの敷地のみで、車庫で勝手に出産した猫や、畑で野菜を盗み食いする烏やハクビシン・アナグマはエントリーから除外しました。
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エントリー#1.イノシシ
地方の農家のイノシシ被害は甚大です。狩猟免許を持っていないと罠を仕掛けることもできないので、たいがいの農家は田畑をトタン板で囲うなどして、イノシシの侵入を防いでいます。
我が家の場合は家のすぐ横の竹林がイノシシのターゲットにされてきました。特に春は、掘り出し物を求める泥棒一家の独擅場(どくせんじょう)と化していました。
けれど、ココを竹林に近い建物内で飼うようになって以来、タケノコ被害はほぼなくなり、代わりにココから遠い側の庭が掘り返されるようになりました。
不思議なのは、庭の中でも荒らされているのが縁側のすぐ外の硬い地面で、ミミズや昆虫や植物の球根が手に入りそうなあたりは手(蹄?鼻?)つかずなこと。だいたい、裏山にはクヌギやドングリの木があって(つい1か月前、クルミも植えました)、食べ物に不自由しているとは思えないのに、なぜ人間に見つかる危険を冒してまで、庭に出てくるのでしょうか。
そんなわけで、実害と呼ばれるほどの実害はありません。強いて言えば、平らなはずの地面が凸凹していて見た目が悪いことくらいでしょうか。どうせ掘るなら草が生えてるところを掘って、草取りの手間を省くなり、いっそ竹林に戻ってタケノコを掘ってくれたほうが、毎日レシピと首っ引きで、1か月もタケノコ三昧の日々を過ごさずに済んだのに…。
エントリー#2. 謎の生物
にゃんころりんではないと思います。ムササビでもないと思います。天井裏をトトトトトっと走り抜けていきます。
ネズミよりは確実に大きいものの足音です。毎日ではありません。動き回る時間帯を考えると、夜行性です。家の周りを一周してみましたが、出入り口に使っていそうな隙間は見つかりませんでした。
見たことはありません。けれど、間違いなく天井裏に謎の不法侵入者がいます。(ネズミも見ないから、やっぱりにゃんころりんかなぁ。)
エントリー#3. ヤモリ
ヤモリは「家守」と書くぐらいですから、縁起のいい生き物です。害虫の駆除もしてくれるし、厄介者扱いされる謂れはないだろうと思われるかもしれません。
確かに、窓の外側にぺったりと張り付いて、夜、明かりに惹かれて飛んでくる蛾とかを食べてくれる分には文句もありません。けれど、問題は家の中にいる奴らです。
ヤモリは1センチの隙間があれば、家宅侵入可能だそうです。エントリーNo.2の謎の生物が入ってこられるくらいですから、我が家のセキュリティーはヤモリにとって、ないも同然なのでしょう。ふと見ると、天井と壁の境目あたりにいたりします。
ところで、私は1日に大量のブラックコーヒーを飲みますが、その晩もアメリカンサイズのマグカップに入れたコーヒー片手に、パソコンで作業をしていました。画面を見つめながら、カップを口元に近づけたとき、目の端にちらっと白いものが映ったような…。
「?」と思ってカップの中を覗くと、温くなったコーヒーの池でヤモリが背泳ぎしていました。家を守ってくれるありがたい存在だろうと、ずうずうしいにもほどがあります。
今、この記事もパソコンでコーヒーをおともに書いています。住居への侵入は防げませんが、せめてコーヒーへの侵入は防ごうと、蓋付きのカップを使うようになりました。
エントリー#4.ムカデ
ヤモリは1センチでしたが、ムカデは数ミリの隙間さえあれば、やすやすと住居侵入を果たせるそうです。侵入するのは好物のゴキブリを捕まえるため。
けれど、母がせっせとゴキブリ団子を作って家中に置いているせいか、我が家ではもう何年もゴキブリを目にしていません。
「だったら入ってくるなよ~」と言ったところで、通じる相手ではありません。
つい3日前も母が見つけて真っ二つにしましたが、半日経ってもまだ動いていたくらい生命力の強い生き物です。
私は中学生のころ、寝ているときに、天井から落ちてきたムカデに腕を刺され、1週間近く指の付け根から肘のあたりまで、鋼鉄のようにカチコチになったことがあります。
ムカデは「1匹見つけたら、たいていもう1匹近くにいる」と言います。
本当にいるかどうかはわかりませんが、すでに侵入しているのであれば、追い出すしかありません。
とりあえず、室内には1か月は効くというくん蒸剤を使い、私の部屋とココの周りにはムカデの嫌うローズマリーを置いています。(もともといたかどうかがわからないので、効果のほどは不明。)
追記:
梅雨に入ったあたりから、ムカデを見かけることが多くなったので、新たに置くだけ簡単タイプの毒エサを仕掛けてみました。
これが本当によく効きます。
なんだかココが吠えまくってるなと思うと、壁際にのたうち回るムカデが!ということが何度もありました。
(猟犬の血が騒ぐのか、ココはムカデに限らず、土間に侵入してくるカニにもカナブンにもカエルにも吠えかかりますが…。)
エントリー#5.イシクラゲ
みなさんは「イシクラゲ」をご存じですか。乾燥しているときはきくらげみたいで、雨が降って水分を含むとぶよぶよのワカメみたいになる藻の一種です。どこかの教授が「食べられる」と言っていましたが、食糧難になるまでレシピを検索するのは保留です。
イシクラゲは除草剤をまいた後に現れることが多いです。これは、一般的な除草剤が土壌をアルカリ性にして雑草を枯らすものなのに対して、イシクラゲはそのアルカリ性土壌を好むからです。
庭に生えるのも困りものですが、そこから生息域を拡大し、玄関から道路までのコンクリートにまで手を伸ばしてきました。これから梅雨になると、つるつるになった似非ワカメに足を取られ、滑って転んで骨折(特に母)する危険性があります。
取り除くには、クエン酸、重曹、酢、熱湯など、どこの家庭にでもありそうなものを使う方法がありますが、我が家はイシクラゲ専用の駆除剤を散布し、色が変わって乾燥状態になったものを掃き集めて、ほかの雑草と一緒に畑で燃やしました。
エントリー#6.スズメバチ
同じように裏山もあるすぐお隣のお宅には、まったくと言っていいほど間借りしないところを見ると、残念ながら、我が家はスズメバチにとってかなりの好物件なのでしょう。
正直なところ、予防は無理です。
対処法として庭にスズメバチトラップを仕掛けてみましたが、ほとんど捕捉できませんでした。
窓枠に殺虫剤をかけたり、庭で焚火をしたりしましたが、その程度の嫌がらせでは効果のほどもたかが知れています。
ということで、あまりにも目に付く場所に入居した住民に対しては、迷わず駆除業者に連絡しました。
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スズメバチに限らず、白アリ、コバエ、ゴキブリからペットのノミにいたるまで害虫に悩まされている人はぜひ相談してみてください。
エントリー#7.カメムシ
うちの周りにはスギの木がたくさんあります。カメムシはこのスギの実を好み、餌として食べるだけでなく、その場で卵も産むそうです。どうりで、カーテンの後ろや洗濯ものにカメムシがいっぱい付いているわけです。
この季節、夜になると、窓のそばを離れ、蛍光灯にやってきます。刺激しなければ悪臭を放つこともないので、見て見ぬふりをすればいいのでしょうが、これがまた何とも落ち着きのない生き物で、ぶーんと飛び回っては蛍光灯周りにとまるを繰り返し、本当にイライラさせられます。
それだけならまだしも、1度電気を消して、ベッドの中でスマホをいじっていると、何かが腕に触りました。蚊だろうと思って思いっきりたたいたら、カメムシでした。
手と腕についた匂いはすぐに洗い落としましたが、布団についたほうは、取れるのに3日ほどかかりました。
年に2回、一時的に帰省しているだけのときは、長くても3週間悩まされるだけだったので、招かれざる客をティッシュを二重にして捕まえ、外に投げ捨てていました。
けれど慈悲の心をなくしてからは、トイレットペーパーを部屋に完備して、捕まえる度にトイレに流すようになりました。ただ、これは対処法に過ぎなかったので、カメムシ駆除予防剤を窓の桟に吹き付けて、ようやく訪問客を完全に門前払いできました。
エントリー#8.やぶ蚊
裏山、竹林、池、水田。我が家の周りはやぶ蚊の繁殖場です。
網戸、蚊がいなくなるスプレー、レモンバーム。刺されないように、虫よけスプレー。刺されたら、かゆみ止めを処方。
エントリー#9.コバエ
妹2号が果物農家に嫁いだおかげで、毎年我が家には高級ブドウや桃が何箱も届きます。それと一緒にどうやらコバエの卵か幼虫もついてきていたようです。ちょっと気温が上がると、わらわらと現れ、舞踏会が始まります。
コバエは1度大量発生してしまうと、完全に駆除するのがかなり難しいようです。
できれば卵や幼虫の段階でご臨終願いたいと思い、水周りを目を皿のようにして探しましたが、小さすぎて見つけられませんでした。白ごまに似た蛹も目につかないか、手の届きにくいところにあって、どうにもできません。成虫をおびき寄せるコバエホイホイとかコバエポットンみたいな商品や殺虫スプレーも試しましたが、気休め程度にしか捕まえられませんでした。
一番効果があったのは昔からある(今はあまり売れていない)ハエ取り紙でした。あのべたべたのテープをびよーんと伸ばして吊り下げておくやつです。
このところ夏日が続いていたので、コバエの成虫ラッシュが続いています。今も2階の私のところに、4匹ほど探検か偵察にやってきています。
この記事を書き終わったら、早々にハエ取り紙を注文するつもりです。
結果発表
エントリー生物たちの傍若無人ぶりと我が家の対抗策についてお話してきましたが、厄介者No.1の」予測はついたでしょうか。
正解は・・・
(ドラムロール、プリーズ!)