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SNS詐欺に要注意!慈善事業(寄付金)詐欺?ーうまい話には裏がある(体験談)

SNS詐欺

どうも私は騙されやすいというかわきが甘いようで、国際ロマンス詐欺に続き、今度は別の手口の詐欺師から声がかかりました。

今回もまた実際にお金をだまし取られたわけではないので、相手が詐欺師だという100%の確信はありませんが、一応注意喚起のために、私の体験をシェアします。

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慈善事業(寄付金)詐欺?の実例

SNS詐欺には投資詐欺・融資詐欺・ロマンス詐欺・チャリティー詐欺・プレゼント詐欺など、様々な種類があります。

今回のケースは、プレゼント詐欺(相手に贈り物をする際、「問題が生じた」と言って、問題の処理に必要な手数料などを振り込ませる詐欺)が近いかな、と思いましたが、私自身が何かをもらう話ではなかったので、とりあえず「慈善事業(寄付金)詐欺」と命名しました。

メッセージ送信者のプロフィール

氏名:日本名

年齢と性別:81歳女性(素敵に着飾った高齢者の写真あり)

居住地:アイルランドのダブリン市

その他基本情報:

  • 家族構成:夫と死別。子供なし。
  • 生い立ち:茨城県出身の日本人両親のもと、アイルランドで生まれ育つ。過去に茨城県を訪問した経験あり。幼少期には日本人学校で日本語の読み書きを習うが、会話は苦手。
  • 職業:元ファッションデザイナー
  • 現在の状況:末期がんで闘病中。

メッセージの内容

メッセージのスクショ1

SNS詐欺では詐欺の名称が何であれ、メッセージにいくつかの共通点があります。

  • メッセージの送り主はお金持ちの善人(たいてい海外在住)
  • 二人が出会ったのは運命や神や仏の導き
  • メッセージを受け取った人への信頼を繰り返し語り、二人だけの世界を築こうとする
  • 同情心や善意に訴える
  • 自動翻訳らしい日本語
メッセージのスクショ2

まさに詐欺メッセージの典型のような内容だったので、今回も前回同様、①二人だけの秘密はあり得ないし(お金が絡む問題なので法的に問題が生じる可能性大)、②私に頼る以外の選択肢を提案、③「詐欺師じゃないの?」と疑っていることを伝えました。

メッセージのスクショ3

さらに、詐欺師じゃないこと、なりすましじゃないことの証明に、まず④リアルタイム位置情報をシェアしてくれと持ちかけましたが、結局誰にでも調べられる病院の住所が送られてきただけでした。

この時点で、私の中では「詐欺師確定」になったので、「友だちから削除し、Facebookにレポートする」と言うと、「それは私を傷つけ、あなたが私を信頼していないのは気分が悪いです」という返信が来ました。

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その後の対応

ハウツーのスクショ

相手に逆ギレされようが、予告した通り、①友だちから削除、②メッセージをブロック、③Facebookに報告、の3つのアクションをとりました。

以下はPC上でのやり方です。

①友だちの削除:Facebookにログインし、「友達」→「すべての友達」に進み、該当する人の右横にある「…」をクリック、「○○さんを友達から削除」をクリック。

②メッセージをブロック:メッセンジャーのアイコンをクリックして、該当するメッセージ横の「…」→「ブロック」とクリック。

③Facebookに報告:該当するメッセージを開き、一番下の「問題を報告」をクリック。今回私は問題の内容の中から「詐欺」を選んで送信しました。

SNS詐欺師を寄せ付けないためには

SNSのメッセージ

先ほど「SNS詐欺のメッセージにはいくつかの共通点がある」と描きましたが、実は使われているアカウント自体にも共通点があります。

  1.  アカウントを作ってから日が浅い
  2. 友達ゼロ
  3. 同じ写真を使ったアカウントが複数ある

今回私が出くわした人物は同じ名前、同じプロフィール、同じ人物の写真(背景は異なります)で3つのFacebookアカウントを持っていました。

見知らぬ人から「友達の申請」があった場合、この3つに該当するアカウントからなら、リクエストを無視するなり、削除するなりすれば、まず詐欺にはあわないでしょう。

私の失敗は、1と2に気づいていながら、「相手が高齢の女性だから大丈夫だろう」と考えたことです。(3については事前にチェックしていませんでした。)

よく考えれば、詐欺をしようとする人が自分の写真を使うわけがないと気付きそうなものですが…。

最後に

白蛇

先日散歩をしていて、かなり白い蛇に出くわしました。

白蛇は弁財天の化身と考えられ、見たり触れたり、抜け殻を財布に入れておくと金運アップにつながると言われています。

私が怪しいメッセージを受け取ったのは、この蛇を見てからそれほど日数がたっていないときでした。

「慈善事業にお金を使うために非常に正直な人を必要としている」と言われたとき、ほんの一瞬ですが、「『まなまなサロン』に投資してくれる人が現れた⁉」「白蛇のご利益か!」と思いました。

けれど残念ながら、私の見た蛇はかなり白くても白蛇ではなかったようです。

白蛇が偽物だったように、うまい話も似非話でした。

追記(6月6日)

1か月と立たずに、また怪しい人から友達リクエストがありました。

日本名、40代くらいの男性、友達ゼロ、海外在住、医者、花や風景の写真と人生観に関する短いコメント付きの投稿が2つ(1年に1つ)あるだけ…。国際ロマンス詐欺師のにおいがプンプンします。

思わずリクエストを承認して詐欺師の摘発でも仕事にしようかなと思いましたが、Facebookにそんな仕事があるとも思えないので、さっさとメッセージをブロックして終わりにしました。

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