欧米人に比べて、日本人には自己肯定感(Self-esteem)の低い人のほうが多いような気がします。
「出る杭は打たれる」ということわざにもあるように、子供のころから、個性的であるより集団の一員でいることを期待され、「謙遜」を美徳とする環境に育てば、世の中に 「 愚っ痴ぃ」があふれてしまうのも必然の結果と言えるでしょう。
ただ、「 愚っ痴ぃ」の進む道はかなり厳しいようで、たいがい人間関係に悩まされています。
この記事では、人間関係に悩まされる人と悩まされない人の性格的な特徴を比べ、悩まされない人になるために何をすればいいか提案しています。
「 愚っ痴ぃ」とは
【愚っ痴ぃ】
1.失敗や不運に見舞われたとき、自分の言動は棚に上げ、「うまくいかなかったのはあの人のせいだ」と他者に責任を押し付けて、自己弁護をする人。
2.(攻撃的「 愚っ痴ぃ」の場合) 他者を貶すことで、いかに自分が優れているかを必死にアピールする人。
3. (内向的「 愚っ痴ぃ」の場合)他者の誉め言葉を素直に受け入れられず、過度に自己を否定する人。
『まなまなfamily語録』より
「 愚っ痴ぃ」の性格的な特徴として、
- ネガティブ思考:「どうせうまくいかないし。」
- 優柔不断、他人の目が気になる:「こんなことしたら(言ったら)みんなにどう思われるんだろう。」
- 悲劇のヒロイン的:「なんで私だけ…。」
などが挙げられます。
こういった気質であるがゆえに、他人から疎まれるようになり、あがけばあがくほど対人関係が悪化するという負のループに陥りやすいのが 「 愚っ痴ぃ」のやっかいなところです。
おそらく「 愚っ痴ぃ」の大半は、胸の奥につまった不安やストレスのせいで身体が重く、息苦しい日々を送っているのではないでしょうか。
うわっ、かなり当てはまっちゃってるんだけど…。どうしたら負のループから抜け出せるの?
簡単です。「自慢しぃ」になればいいんです!
「自慢しぃ」とは
【自慢しぃ】
1.自分が大好き、自分であることに満足しているので、無意識のうちに自分のことを自慢している人。
2.自分のみならず、身内や友人の自慢までする人。
『まなまなfamily語録』より
自己肯定感が高いという点で、「自慢しぃ」は 「 愚っ痴ぃ」と正反対の性格的特徴を持っています。
- ポジティブ思考:「悩んだところでエネルギーの無駄。過去は変わらないし、未来は自分で切りひらくか、成り行きに任せればいいんじゃない?」
- 他人の目にどう映ろうが気にしない:「自分は自分。私、こんなですけど、何か?」
- 人生ドラマの主役的:「世界は私を中心に回っているかも⁉」
かなりの確率で、これまで 「 愚っ痴ぃ」にとっての「自慢しぃ」は、よくて「苦手な人」、悪くて「天敵」だったはずです。
もちろん「自慢しぃ」は 、「 愚っ痴ぃ」にどう思われようとまったく気にしませんし、それどころかそんな風に思う 「 愚っ痴ぃ」のことを気の毒にすら思っている可能性があります。
「自慢しぃ」は明るくさらりと会話の中に自慢話をすべり込ませるので嫌みがなく、時に聞いている側が、「あれっ、さっきのって自慢?」と後になるまで気づかないこともあるほどです。
これまで対人関係に悩まされてきた「 愚っ痴ぃ」のみなさん、そんな風に生きられたら楽だと思いませんか。
「自慢しぃ」になるための第一歩
まずは自分を好きになることから始めてみましょう。
自分の魅力や自慢できることを、考えるだけじゃなく、書き出してみてください。きっと思った以上にたくさんあるはずです。
それでも自分の魅力に気づけなかったり、自分の中に自慢できることが少ないと思うなら、家族や友人の中に自慢できる人を探してみましょう。
自慢できる家族や友人がいることは間違いなくあなたの魅力であり、自慢なのです。
ほぅら、あなたも少しずつ 「自慢しぃ」に近づいてきました。
あなたの未来に笑顔があふれますように。
*もしもあなたがスーパー「 愚っ痴ぃ」で、「いやいや、私の不幸はこんなもんじゃない!」と思っているのなら、ごみ箱・相談フォームや『おきらっく』をご活用ください。
あなたの不幸を取り除くお手伝いをしますので。
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