みなさんは「Meme(ミーム)」という言葉を知っていますか。
今回おすすめする遊びは、アメリカで流行っている「Meme(ミーム)」です。ひとりででも友だちや家族と一緒でも楽しめます。SNSで自分の作ったMemeを紹介したら「バズっちゃった!」なんてことになる可能性も!
Meme(ミーム)とは
複数の辞書で調べると、「Meme」は「イギリス人進化生物学者リチャード・ドーキンスによる造語。模倣によって人から人へと伝わっていく情報。文化的遺伝子」「Meme=Internet Meme」のように定義されています。「Internet Meme」については「インターネットを媒介に、真似をされ、広まっていく単語・表現・画像・映像」のように説明されています。
はっきり言って、この説明ではMemeがどんなものなのかまったく分からないので、以前職場(教員のサポート・コーチ・指導)の研修でおこなった「Memeアクティビティ」を実例として紹介します。
Memeアクティビティのやり方
- いくつかのMeme画像(テンプレート)の中から好きなものを選ぶか、オンラインで別の使いたいMeme画像(テンプレート)を見つける。
- その画像に(仕事に関係のある)キャプションを入れる。
- Meme画像(テンプレート)はほかの画像を入れたり、背景を変えたり改変自由。
下の画像が研修中に用意されていたサンプルのテンプレート(一部のみ)と出来上がった4つのミームです。
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要するにMemeとは、
- 「ポスターのような見た目」で
- 「大半はおもしろかったり、皮肉が効いていて」
- 「インターネットを媒介に、(シェアすることで)真似をされ、広まっていく」
- 「単語・表現・画像(オリジナル・テンプレート)」または「オリジナル・テンプレートから作られた二次創作の単語・表現・画像」
ということになります。
*「流行語」はいわゆる言葉のMemeと言えると思います。
*インターネットを媒介にしているので、映像のMemeもありますが、私の理解では拡散されれば(バズれば)Meme映像、そうでなければ単なる映像ととらえられています。
Meme(ミーム)の作り方
日本では、海外で流行っている「画像+キャプションのMeme」を作るフリーのサイトを見つけられなかったので、今回ご紹介するのは海外のImgflipというサイトです。
- サインアップ(無料)すれば、作ったMemeがサイト内に保存でき、世界中の人の目に触れ、「いいね」のような賛成票やコメントが入ったりします。
- 英語のサイトですが、日本語でもキャプションが入れられます。(基本は英語です。)
Step 1:
Imgflipをクリックします。
Step 2:
出てきたテンプレートをそのまま使う場合は、画像横のTop TextとBottom Textの両方またはどちらか一方にキャプションを入れます。
カスタマイズ(バックグランドを変える、さらに画像を挿入するなど)したい人はこの画像の下に詳細な説明があります。ただし、英語の説明なので、英語が苦手だと言う人はStepの最後に日本語訳の画像をつけてあるので、そちらをご覧ください。
これ以外のテンプレートを探して使いたいときは、Search all memesをクリックし、View All Meme Templatesをクリックします。
Step 3:
完成したらGenerate Memeをクリックします。タイトルを入れる画面が出てくると思うので、好きなタイトルを入れて完成です。
日本語の説明:
Google Chromeをお使いなら翻訳ツール(右クリック)で日本語に翻訳できます。
サンプルMeme
私もImgflipにGoogleでサインインしてMemeを作ってみましたが、どうでしょうか?(上はSupermanの編集長のイラスト、下はグラフのテンプレートを使用。)今のところバズりそうな気配はゼロです。
最後に
かなり英語ができる人や英語を勉強したい人なら、このImgflipのサイト内に世界中の人が投稿したMemeがあるので、そちらを見てみるのもおもしろいと思います。(左上の「imgflip」のロゴをクリックすると出てきます。)中には小学生レベルの英単語を知っていれば笑えるものもあるので、時間があるようならぜひ覗いてみてください。
今回は言葉のセンスが問われる「遊び」としてMemeを紹介しましたが、ブランクのテンプレートを使えば様々なポスターやロゴ、広告を作ることも可能です。無料デザインツールに興味がある人もぜひ1度試してみてください。