
夏休みが始まった。

子どもたちがずっと家にいる。

毎日のお昼ご飯と、多分おやつも必要…。

ふぅ~。
物価高の中、もしかするとお子さんたちの夏休みが始まったことで、新たに食事に関する悩みが生まれてしまったという親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
そんなみなさんに、今回は
- 超高カロリー
- メインの材料はたったの3つ
- 経済的
- お手軽で、作り始めから終わりまで約30分
- アレンジ次第でご飯にもおやつにもなる
- 子どもと一緒に作れる
インディアンフライブレッドの作り方を紹介します。
これまではマンネリになりがちだった夏の食事に、「えぇ~、またコレ?」と不満げだったお子さんも、率先して作業に参加してくれること間違いなしのメニューです。
インディアンフライブレッド

インディアンフライブレッドは、アメリカで食べられている平べったい形の揚げパンです。
1864年、当時のアメリカ政府が行ったインディアン強制移住の際、ナバホ族の人々が政府から配給された材料だけを使って作ったものが始まりと言われています。
インディアンフライブレッドの作り方

材料(4~8枚分)
- 小麦粉(薄力粉)1カップ(約200g)
- 塩 小さじ1/2
- ベーキングパウダー 小さじ2~3(約6~10g)
- ぬるま湯 1カップくらい
- ラード、またはオイル(揚げ物用)フライパンに1cmぐらいの量
経済的な材料費
インディアンフライブレッドに必要な材料のうち、買いに行く必要がありそうなものといったら、おそらく小麦粉とベーキングパウダーくらいでしょう。
2025年7月時点での市場価格を調べると、1回の調理に必要な材料費は以下のようになります。
価格 | 1回分の材料費 | |
小麦粉(1kg) | 400円~ | 80円~ |
ベーキングパウダー(30g) | 170円~ | 34円~ |
合計 | 570円~ | 114円~ |
もちろん、これ以外にも塩・油・水にかかる材料費、ガスや電気といった光熱費がかかります。
また、あくまでもインディアンフライブレッドだけの金額なので、上に何を載せるか(トッピング)で、プラスされる材料費が変わります。
作り方
- ボールに小麦粉とベーキングパウダー、塩を入れてよく混ぜる。
- 少しずつぬるま湯を入れて混ぜる。
- ボロボロだった生地が1つにまとまってきたら、ダマがなくなるまで20回くらいこねる。
- ラップをして5~10分、生地を休ませる。
- フライパンに1cmほど油を入れ、180~200℃くらいになるまで熱しておく。
- 休ませて置いた生地を4~8つに分け、それぞれ1度手で丸めてから、打ち粉をした台の上で暑さ3~5mm程度の円形に伸ばす。
- 油が十分に熱いことを確認したら、1枚ずつ油に入れる。
- 下側がキツネ色になったら、ひっくり返す。(片面2分程度)
- 両面にきれいな色が付いたら、キッチンペーパー等にあげて、油をきる。
*ぬるま湯と薄力粉の量は生地の状態を見て調整してください。
*揚げる温度が低いと膨らまない可能性があります。
フライブレッドは高温の油で揚げるのが基本ですが、油を少なくして揚げ焼きにしてもOK。ノンフライで焼けば、トルティーヤとして使えます。
火を使うところは別として、それ以外の工程は幼稚園に通うお子さんにでも簡単に手伝ってもらえます。
トッピング

インディアンフライブレッドはトッピング次第で、子どもたちに人気の食事にもおやつにもなります。
ナバホタコス:
ナバホタコスは、インディアンフライブレッドの上にタコスの具材を載せたものです。
レタス(キャベツでも)・トマト・玉ねぎ・アボカド・レタス・タコシーズニングで味付けした肉類(シーフードでも)・サルサ・チーズ・サワークリームなど、お子さんと一緒にオリジナルタコス作りが楽しめます。
メインを目玉焼きやベーコン・ウィンナーに変えれば、朝食風になります。
インディアンフライブレッドのピザポケット:
平たい円形に伸ばした生地をそのまま揚げる代わりに、
- 中にピザソースを塗る
- チーズやピザの具材を載せる
- 半分に折りたたむ(半円形にする)
- 端をくっつける
- 通常のインディアンフライブレッドと同じように油で揚げる
こうすれば、簡単にピザポケットができます。
*ピザの具材は生で食べても大丈夫なものにするか、あらかじめレンジ等を使って火を通しておいたほうがいいでしょう。
デザート(おやつ):
一番オーソドックスなのは、揚げたてに粉砂糖やグラニュー糖、はちみつをかけたものです。
個人的に好きなのは、シナモンパウダーとはちみつのトッピングです。
ジャムを載せたり、生クリームやアイスをトッピングしてもおいしくいただけます。
まとめ
今回は、
- 超高カロリー
- メインの材料はたったの3つ
- 経済的
- お手軽で、作り始めから終わりまで約30分
- アレンジ次第でメインの食事にもおやつにもなる
- 子どもと一緒に作れる
インディアンフライブレッドの作り方を紹介しました。
ぜひお子さんと一緒に作ってみてください。