難しいことばっかり考えてると、眉間のしわが深くなりますよ!
「一生懸命」「効率的」に生きるのは疲れます。楽しく暮らすには遊びの部分も必要です。
今回は普段私がやっている言葉遊びの1つを紹介します。
やり方は簡単!ことわざや慣用句、故事成語をもとにして、似て非なる新しい言い回しを作るだけです。「くっだらな~い」けれど、頭の切り替えに役立ちますよ。
なんかいい例、あります?
『まなまなfamily語録』に載ってるのはこんな感じです。
【足袋の靴擦れ】
足袋を履いて靴擦れになることはほぼないことから、めったにないこと。
”旅は道連れ”より
【うちのタケノコ】
ゆでてあく抜きした状態のタケノコが、真空パックとジップロックに詰められ、冷蔵庫2段分、冷凍庫内の5分の4にびっしり詰まっている我が家。全くありがた迷惑な代物。
”雨後の筍””より
【(ん)でぇ、あのさぁ】
接続詞。言いにくいことを言うときや言いたくないことを言わなければならない時の言い方。
”雲泥の差”より
【カンパチを入れず】
(小料理屋やすし屋などで)旬の刺身の盛り合わせは食べたいけれど、カンパチはあまり好きじゃないので、入れないでほしい。
”間髪を入れず”より
【浮き輪は常】
泳ぎが得意じゃない人や、まだ小さな子どもがプールや海水浴に行く際、肝に銘じておくこと。
”浮世は夢”より
【多産の医師】
子どもの多い女医。
”他山の石”から
【苦労は勝手にしろ】
私は苦労などしたくありません。まして苦労にお金を払うなんてありえません。したい人は勝手にどうぞ。
”苦労は買ってでもしろ”より
【あ、うんこ急!】
お腹を壊してしまい、切羽詰まってトイレに行くときに思うこと。
”阿吽の呼吸”より
【あと2歳】
惜しい!2歳若いがために、我慢を強いられて悔しい思いをすること。
遊園地の乗り物コーナーで年齢制限に引っかかった子供や定年退職の日を指折り数えて待っているサラリーマンのつぶやき。
”青二才”より
【マジ、どぉする~?】
親の言うことを聞かなかったせいで、窮地に陥った若者たちの声。仲間内でしか使わない。
”馬耳東風”より
【あたりめにマヨネーズお勧め】
あたりめはそのままでもおいしいおつまみになるが、マヨネーズをつけて食べるともっとおいしい。(個人の感想です。)
”当たり目に祟り目”より
(最後のはかなりオヤジが入ってしまった気が…。)
みなさんもぜひ自分なりのことわざ・慣用句を作ってみてね。
言葉遊びに興味がある方は「【暮らしの中の言の葉遊び2】慣用句の新解釈編」もどうぞ。