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チルド追熟はもうやめた!採れたての栗を「一晩」で限界までしっとり甘く茹でる3つの裏技

しっとり甘い栗の茹で方

採れたての栗が手に入ったら、みなさんはどんなふうに調理していますか。

ネットで調べると、まずは下準備として、

  • 半日~1日の間、水に浸けて虫出しをする
  • 冷凍庫で一晩冷やすと、渋皮が向きやすくなる
  • チルド室で1か月ほど追熟させると甘くなる
    • 栗を包んだ新聞はカビを防ぐために数日おきに取り換える

といった情報が見つかると思います。

けれど、「そんなに待たずに今すぐ食べたい」というのが本音ではないでしょうか。

実は、1か月もチルド室に入れておかなくても、わずか「一晩」待つだけで栗をしっとり、甘く茹で上げる裏技があるんです。

今回は、我が家で実践している「時短なのに、おいしく栗を茹でるコツ」を3つご紹介します。

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栗を美味しくゆでる3つの裏技

おいしい茹で栗の裏技3つ

我が家がたどり着いた方法は、ちまたのレシピにある「水」「火加減」「引き上げるタイミング」をちょっと変えるだけと、超シンプルです。しかも、下準備から調理まで、基本的には放ったらかしでOKです。

①「真水」ではなく、最初から「塩水」につける

よくある一般的なレシピには、「虫出しのために半日から1日程度水に浸けておく」と書かれていることが多いと思います。

けれど、我が家では汚れを落とした栗を真水ではなく、「塩水」に一晩以上浸けています。

あらかじめ塩水にじっくり浸しておくと、虫出しの効果は変わらず、

  • 鬼皮が柔らかくなって剥きやすくなる
  • 栗の内部に水分と微量の塩分が行き渡る
    浸透圧の作用で栗の保水力を高め、茹で上がりのパサつきを防いで「しっとり食感」に仕上げる強力な下準備になる

と、さらに2つの効果が望めます。

ちなみに塩水の濃度は適当ですが、うちではその塩水をそのまま茹でるのに使うので、だいたい水1L(リットル)に対して、小さじ1.5~2くらいの塩を入れています。

*浮いてきた栗は、もったいないようでも虫食いの可能性大なので捨てましょう。

②沸騰を待たない!「最初から弱火」でじっくりゆでる

「お湯が沸騰したら弱火にする」というのが王道の茹で方ですが、甘さを引き出したいのであれば、低温状態をできるだけ長引かせるのがベストです。

栗のデンプンを糖に変えてくれる「アミラーゼ」という酵素は、加熱されて40℃〜70℃の温度帯を通過するときに一番活発に働くと言われています。 つまり、一気に沸騰させてしまうと、甘くなるゴールデンタイムがあっという間に通り過ぎてしまうことになります。

そのため、鍋を火にかけるときは「最初から極弱火」が我が家の鉄則。じわじわと温度を上げながら小粒の柴栗でも50分〜1時間かけてじっくり茹で上げることで、1か月チルド室に入れたかのような甘みが引き出せます。

うちの場合、栗を浸けておいた鍋をそのまま火にかけるので、虫食い栗を浮かせるためにかなり多めの塩水(下にたまった栗から水面まで2cmくらい)で茹でています。これもまた急激な温度上昇を防止する役に立っているのではないでしょうか。

*タイマーをかけておくのを忘れずに!待っている時間を有効活用しましょう。

③すぐザルにあげない!お湯が冷めるまで鍋に放置

茹で上がったら、すぐにザルにあげてしまうのは厳禁です。熱々の状態の栗を空気に触れさせると、水分が一気に蒸発して中身がパサパサになってしまいます。

火を止めたら、「お湯が冷めるまで鍋(塩水)の中に放置」してください。

ゆっくりと冷ましていく(余熱で蒸らす)ことで、茹で汁の中にある旨味と水分が栗の中に戻り、極上のしっとり感が生まれます。さらに、一晩の浸水とこの放置タイムでじわじわと移ったほんのりとした塩味が、味覚の「対比効果」によって栗本来の甘みをさらに爆発させてくれます。

*お湯が冷めたら、ザルなどにあけて水気を切り、ペーパータオルで残った水分をふき取ってください。ここでの放置時間が長すぎると、おいしさも食感も半減しますし、鬼皮に水分が付いたままだと、傷みやすくなります。

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【おまけ】「じっくり加熱」はさつまいもも同じ!

実は、今回の「弱火でじっくり温めて甘みを引き出す」というメカニズムは、秋を代表する定番野菜「さつまいも」を美味しくするコツと同じです。

以前、こちらの記事で詳しく解説しているので、気になる方はぜひ合わせて読んでみてください。

まとめ:待たずに今すぐ、最高の茹で栗を楽しもう!

1か月もチルド室で寝かせなくても、

  1. 最初から塩水に一晩つける
  2. 最初から弱火で50分〜1時間茹でる
  3. 完全に冷めるまで鍋の中に放置する

この3つのステップを踏むだけで、採れたての栗が「しっとり甘い」茹で栗に変身します。

「1か月も待てない」という人は、ぜひ今すぐ試してみてくださいね。

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