子どもが言うことを聞かない時、たいていの親はおだてたり、なだめたり、もので釣ったり、叱ったりして言うことを聞かせようとするのではないでしょか?
「最初はそれで何とかなっていたけど、今じゃまるで効果なし」という保護者のみなさん!幼稚園から小学校2年生くらいまでの子ども限定ですが、実証済みのちょっとアメリカンな「子どもが自分からいい子になる方法」を2つご紹介します。
サンタクロースに電話をかける
この方法は子どもにクリスマスプレゼントをあげないおうちでは使えないと思いますし、サンタを信じていない年の子どもには通用しません。けれどそれ以外の子どもには効果てきめんです。
やり方は簡単!子どもが言うことを聞かない時に、こちらの声が子どもに届くところで、サンタに電話をかけているふりをするだけです。
あ、もしもし、サンタさんですか?日本の○○に住んでいる△△です。
毎年プレゼントをありがとうございます。でも今年は贈ってくれなくて大丈夫です。
…(サンタの話を聞いているふり)…
はい、そうなんです。全然いい子じゃなくて…。
はい、はい…(サンタの話を聞いているふり)…、
確かにクリスマスまで○か月(週間)ありますけど、よくなるとは思えないんですよね。
はい、はい…(サンタの話を聞いているふり)…、
そうですか?わかりました。態度が変わったらまた連絡しますので、その時はよろしくお願いします。
これで子供はかなり焦ります。早い子はこちらが電話をしている間にも、自分がやるべきことに取り掛かります。
あ、すみません。なんかいい子になったみたいなんで、やっぱり今年もプレゼントをもらえますか?
…(サンタの話を聞いているふり)…、
はい、また言うことを聞かなくなったら電話しますので、その時はほんとにプレゼントなしということで。
と即座に、またはしばらく時間をおいてから、サンタに前言撤回の電話をこれも聞こえよがしにかけます。
中には疑り深い子がいて、「なんでサンタさん、日本語がわかるの?」と聞いてくるかもしれません。その時は、
「世界中の子どもたちにプレゼントを届けたり、手紙をもらったりしてるんだよ。わかるに決まってるじゃん。」
と、いけしゃあしゃと言いましょう。子どもにとって大事なのは、サンタさんがプレゼントをくれるかどうか(親の言ったことが通じたのならもらえない)の1点のみです。外国語がペラペラかどうかなんてどうでもいいので、結構簡単に騙されてくれます。
「どうやって電話番号がわかったの?」と聞かれたら、Santa Claus Officeのホームページ(英語版)を見せてごまかします。(これまで聞かれたことはありませんが…。)
あとはクリスマスまでの間、もしまた子どもが言うことを聞かなくなったら、「サンタさんに電話しなくちゃ」と言うだけで事足ります。
シール表
こちらはアメリカの小学校でよく使う方法ですが、2人以上兄弟姉妹がいれば、家庭内でも有効です。残念ながら一人っ子だと競争相手がいないので、効果はイマイチです。
まずシールを貼るための表を作ります。大きなカレンダーの裏でもいいですし、画用紙とかでもいいです。子どもの名前とそれぞれのタスクを書き込んで、きちんとやったときにはシールを自分で貼らせます。定期的にやることであれば、一番上の段に日付を加えるのもありです。
表にはだいたい10日に1回くらいボーナスデーを設けておきます。ボーナスデーに到達したら、何らかの特典を与えますが、絶対にお勧めしないのが、いつもより長くオンラインゲームをしてもいいという特典です。
科学的に証明されているわけではありませんが、22年の間、学校教育現場で子どもたちを観察した結果、私は発達障害の子どもたちとオンラインゲームへの依存の間には深い関連性があると考えています。また、オンラインゲームへの依存は引き込もりや不登校の原因にもなりかねません。
ただ、そうは言っても21世紀はデジタルの時代です。子どもたちをコンピューターやインターネットから引き離すのは難しいでしょう。だったら、小学3年から始まるプログラミングを先取りして、オンラインゲームをするのではなく、作るよう仕向けてみるのはどうでしょう。
マウス操作やパソコンスキルも!
今なら無料体験実施中!!
Scratch作品は応募できるコンテストがたくさんあるので、作る以外にも楽しみがいっぱいです。うちの甥っ子もコンテストの1つで最優秀賞を取りました。(プチ自慢!)
パソコン操作はまだ早いかもというお子さんにはアプリとキットを使った、21世紀型スキルを引き出すWonderBox がお勧め!プログラミングの他にパズルやアートも学べる4-10歳向けSTEAM教育の教材です。
/入会すると、人気教材がいっぱい詰まった特別なキットが1か月目と2か月目に送られてくるよ!\
*今ならお得なキャンペーンも!WonderBoxに入会すると、通常発送される教材とは別に、遊び感覚で学べる教材ももらえちゃう!
まとめ
文部科学省の調査によると、家庭での教育力は低下傾向にあるそうです。
子どもの権利の尊重、児童虐待の防止、友達親子の増加など理由は多々ありますが、幼い頃にきちんとしつけておかないと、将来他者に敬意を払えない大人が大量生産されてしまいます。
今回ご紹介した方法は子どもたちの自発性や自主性を伸ばすのにも最適です。保護者のみなさんはしかめっ面や鬼の形相の代わりに、気付けばしたり顔をしていることでしょう。
\このブログがお役に立ったなら/