夏と言えば、素肌を飾るアクセサリーが、いつにもまして人目を惹く季節です。
けれど素材によっては、暑苦しく見えたり、肌にべたべたと張り付いてしまいます。
今回はアクセサリーのデコレーションパーツに使われる、
- 天然石とは:定義と特性
- パワーストーンとは:種類と効果
についてお話します。
1年のうちでも特に夏、天然石、それもパワーストーンを使ったアクセサリーをおすすめするのには、おすすめするだけの理由があります。
この記事を読むと、
- アクセサリーを選ぶときに気をつけること
- 自分にぴったりの天然石
がわかります。
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天然石
天然石の定義
天然石とは、長い年月をかけ、地殻で生成された無機質の結晶体(鉱物)のことで、その対極にあるのが、人工的に生成された人工石です。
アクセサリーには、いわゆる宝石と呼ばれる天然石も、そういった宝石に似せて作られた人工石も両方使われます。
*有名なスワロフスキー・クリスタルやキュービックジルコニアはどちらも人工石です。
宝石は、天然石の中でも産出量が少なく、その美しさから装飾用として珍重される鉱物の総称です。
基本的にはモース硬度・外観・産出量の違いによって、貴石と半貴石に分かれますが、2種類を隔てる基準は国や専門家によって異なり、宝石業界内でも統一されていません。
貴石 | 半貴石(貴石以外の宝石) |
ダイヤモンド エメラルド ルビー サファイア アレキサンドライト アクアマリン ペリドット キャッツアイ トルマリン ガーネット ジルコン 翡翠 オパール | アメジスト シトリン 水晶 オニキス ターコイズ ラピスラズリ フローライト スピネル ムーンストーン カルセドニー カーネリアン マラカイトなど多数 |
*ダイヤモンド・エメラルド・ルビー・サファイアは世界四大宝石と呼ばれています。
*翡翠とオパールはモース硬度の低さにもかかわらず、その美しさから貴石に分類する機関がほとんどです。
*パール・マザーオブパール・サンゴは厳密には鉱物ではありませんが、宝石とされています。
天然石の加工処理
実は、アクセサリーに使用されている天然石(宝石)には、原石を単にカットしただけでなく、美しさを際立たせるために、さらなる加工処理を施されたものが大量に出回っています。
エンハンスメント:その石が本来持っている潜在的な美しさを引き出す最低限の処理。効果はほぼ永続的。加工処理後も天然石扱い。
(例)サファイアの加熱処理
トリートメント:人工的に品質を向上させる処理。効果は時間とともに減少する可能性あり。加工処理後は天然石とは見なされず、処理石扱い。
(例)エメラルドにエポキシ樹脂を注入する含浸処理
天然石(宝石)の特性
天然石(宝石)と人工石のアクセサリーのパーツとしてのいちばんの違いは、パワーストーンを含むかどうかです。
パワーストーンとは、特定のエネルギーに共鳴して、人間の心や体に働きかけると信じられている石です。
科学的に効果が証明されたわけではありません(実際のところ証明のしようがありません)が、昔から魔よけやお守りとして身につけられ、人々の願いをかなえてきたとされています。
天然石の際立った特性の中には、熱伝導率の高さも挙げられます。
物質 | 熱伝導率 [W/m·K] |
アクリル | 0.17-0.25 |
石英ガラス | 1.4/1.9 |
水晶(クリアクォーツ) | 5.4-9.3 |
フローライト | 10.3 |
ダイヤモンド | 2000 |
熱伝導率が高ければ、周囲の熱を吸収しやすいので、天然石を使ったアクセサリーの場合、素肌に冷たく感じられます。
夏のアクセサリーに天然石をおおすすめする一番の理由は、この自然な涼感です。
パワーストーン
選び方
パワーストーンには様々な種類があるので、どれを選べばいいか悩んでしまう人も多いでしょう。
- 色や形で選ぶ
- 願いや期待できる効果で選ぶ
- ピンときたものを選ぶ
など、人によって選び方はいろいろですが、大切なのは自分と相性のいいものを選ぶことです。
実際、パワーストーンは複数の石を同時に身につけても問題ないと言われています。
ただ、石同士にも合う合わないがあるようなので、不安な人はどんな石だろうと持ち主との相性をよくしてくれると考えられている誕生石を取り入れるといいでしょう。
また、水晶はどんな石や人とも相性がいい万能のパワーストーンと呼ばれています。
同様に、水晶系の石であるアメジスト・シトリン・ローズクォーツ・スモーキークォーツも、あまり人や石を選ばない性質があるとされているので、他の石との組み合わせに向いています。
同じような効果が期待できるパワーストーン同士を組み合わせると、相乗効果が得られるそうです。
期待される効果
『まなまなCraft』で使っている石を中心に、期待される効果をまとめてみました。
期待される効果 | パワーストーン |
恋愛 | アメジスト アクアマリン ムーンストーン ローズクォーツ ガーネット パール ルビー クリソコラ |
金銭 | シトリン タイガーアイ ルチルクォーツ モスアゲート ブルートパーズ |
仕事 | タイガーアイ オニキス カーネリアン パイライト ルチルクォーツ 翡翠 ラピスラズリ |
対人関係・調和 | タイガーアイ カルセドニー アゲート アパタイト アベンチュリン クリソコラ プレナイト ラリマー 翡翠 ジャスパー |
癒し・ヒーリング | アメジスト アクアマリン ムーンストーン アベンチュリン アマゾナイト ローズクォーツ グリーンフローライト ターコイズ ユナカイト アゲート ハウライト |
開運・願望成就 | 水晶 オニキス ヘマタイト ターコイズ クリソコラ ペリドット ルビー ラブラドライト ホワイトコーラル 翡翠 プレナイト ルチルクォーツ |
自己啓発 | カーネリアン ターコイズ |
自己肯定 | ペリドット ローズクォーツ |
邪気払い・お守り | ラピスラズリ オニキス アメジスト ガーネット カーネリアン サファイア パイライト タイガーアイ スモーキークォーツ パール |
健康・ストレス緩和 | トルマリン アゲート アクアマリン カーネリアン アメジスト プレナイト ヘマタイト ペリドット スモーキークォーツ アマゾナイト パール |
身につけ方
みなさんは、サンスクリット語で「車輪」を意味するチャクラという言葉をご存じでしょうか。
チャクラとは、心や体をコントロールするエネルギーの出入り口のことです。
ヨガやアーユルベーダ・東洋医学の世界では、このチャクラを起点に、エネルギーが時計回りに回転しながら巡回していると考えられています。
さて、人の体には大きなチャクラが背骨に沿って7つあり、それぞれに異なる波長の光を発し、異なる色を持っているそうです。
チャクラ | 位置 | 色 | エネルギー |
第1チャクラ | 骨盤・生殖器付近 | 赤 | 生命・健康 |
第2チャクラ | へその下付近 | オレンジ | 安定・自立 |
第3チャクラ | みぞおち付近 | 黄色 | 自信・金運 |
第4チャクラ | 胸の中央・心臓付近 | 緑・ピンク | 調和・感情 |
第5チャクラ | 首・喉付近 | 水色・青 | 表現・コミュニケーション |
第6チャクラ | 額・眉間付近 | 藍色・紫 | 知性・直感 |
第7チャクラ | 頭頂部付近 | 紫・白 | 悟り・宇宙とのつながり |
以前訪れたことのあるスリランカでは、このチャクラとパワーストーンの色を合わせると、エネルギーが強化されると信じられ、宝石店にチャクラと宇宙の関係図が貼ってありました。
その店のおじさんによると、「パワーストーンは素肌に触れると、より効力が強まる」そうです。
これが夏に天然石、中でもパワーストーンをおすすめする第2の理由です。
ネックレスの場合
チャクラとの兼ね合いを考慮するのであれば、長さによって以下の色のパワーストーンを選ぶといいでしょう。
- チョーカーなど短めのもの:水色・青系
- 胸の中心あたりまでの長さ:緑・ピンク系
- へそくらいまでのロングネックレス:オレンジ系
ブレスレットや指輪の場合
パワーストーンは、右につけると自分の外に対するパワーを高め、左につけるとエネルギーを取り入れて内面のパワーを引き出すと考えられています。
そこで、ネガティブな感情や邪気を払いたいとき、自分以外のものに対して働きかけたいときには右手に、癒しや健康、運気の上昇など、内面のパワーを高めたいときには左手にするのがおすすめです。
お手入れの仕方
パワーストーンは、天然石であるがゆえに、汗によって劣化する可能性があります。
特に夏は、使用後乾いた布で、パワーストーンを拭くようにしましょう。
*モース硬度の低い石などは水分に弱いので、超音波洗浄機や水洗いは厳禁です。
なお、パワーストーンは使い続けるとパワーが弱まると言われています。
弱ったパワーを復活させるには、
- 水晶の原石やさざれ石の上に一晩載せておく
- 月光、特に満月の光にさらす
- 乾燥したホワイトセージを燃やし、その煙でパワーストーンをいぶす
といった浄化がおすすめです。
まなまなCraft-ハンドメイドと自然素材のお店-
『まなまなCraft』は、まなまなSalonプロジェクトの資金集めと、そこで作られる作品の展示販売を目的に、カラーミーショップ で開設したオンラインストアです。
「ハンドメイドと自然素材のお店」とうたっているだけに、アクセサリーに使用している石は、未処理の天然石か、たとえ加工処理されていても、最低限のエンハンスメントだけを施しているものを厳選するようにしています。
ただ、天然石が本物かどうか、完全にカットされただけの未処理の石なのか、加工処理が施されているかどうか、人工石ではないのかは、本当には鑑定でしか証明できません。(一応、セラーのほうで鑑定済みと謡っている石を使うようにしていますが…。)
また、『まなまなCraft』の商品は、彫金や金属加工のできるプロのジュエリー職人の手による作品ではないので、洗練された作品というわけでもありません。
ただし、その分、お値段は材料費に毛が生えた程度で、パワーストーン効果が期待できる天然石アクセサリーがお手頃価格で購入できます。
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よかったら1度、『まなまなCraft-ハンドメイドと自然素材のお店-』を訪ねてみてください。